こんにちは!
株式会社大阪ソーダメールマガジンです。
今回のメールマガジンは、アプリケーションデータ追加のお知らせです!!
界面活性剤、化粧品関連、医薬品などの分析例をアプリケーションライブラリへ11件追加いたしました。掲載データの内8つのデータをここで簡単にご紹介いたします。
美容液に含まれるエクトイン、トラネキサム酸、D-パンテノール、3-O-エチル-L-アスコルビン酸及びナイアシンアミドをCAPCELL PAK SCX UG80 S5を用いたイオン交換モード及びCAPCELL PAK C18 KG S5を用いた逆相モードで分析した例を示します。
化学合成したペプチド2種をADME-HR、一般的なC18カラム、タンパク・ペプチド用カラムで分析比較した例を示します。
どちらも7つのアミノ酸から構成されるペプチドで、構造の違いはN末端に隣接したアミノ酸がアスパラギンであるもの及びアスパラギン酸であるものという部分のみです。
分析の結果ADMEカラムは保持の点でも分離の点でも有効であることが分かりました。
一般的な糖類であるフルクトース、トレハロース、スクロース及びラフィノースを親水性化合物の分析に有利なCAPCELL PAK ADME-HR S3を用いて逆相モードで分析した例を示します。ユニバーサル検出器の一つであるNQAD を用いると、UV 吸収をもたない糖類を前処理なしで簡便に分析することができます。また実試料への応用として、ラフィノースを比較的多く含むといわれている甜菜糖の分析も併せて行いました。その結果、主成分のスクロースとラフィノースのピークは十分に分離しており、ラフィノースの定量もこの条件を用いて実施可能であることがわかりました。
ポリオキシアルキル硫酸エステル塩は付加するエチレンオキシドの数をコントロールすることが難しくそのプロファイルは複雑なものになりがちです。
ここではポリオキシアルキル硫酸エステル塩A, B, C, D, E 及びF を分析し比較した例を示します。カラムにはCAPCELL PAK C18 MGII S5を用い、検出器にはユニバーサル検出器であるNQAD を利用して測定を行いました。
C18 カラムとNQAD を組み合わせることで、UV 吸収のない界面活性剤のプロファイルを、イオンペア逆相モードを用いた分析条件で簡単に得ることができます。
陰イオン界面活性剤と市販の食器用漂白剤を分析し比較した例を示します。カラムにはCAPCELL PAK C18 MGII S5を用い、検出器にはユニバーサル検出器であるNQAD を利用して測定を行いました。C18 カラムとNQAD を組み合わせることで、UV 吸収のない界面活性剤のプロファイルを、イオンペア逆相モードを用いた分析条件で簡単に得ることができます。
また実試料として食器用漂白剤を分析したところ、サンプルとプロファイルが完全に一致し、この界面活性剤が食器用漂白剤に含まれていることが明らかとなりました。
美容液中に含まれる有効成分であるバクチオールをCAPCELL PAK C18 UG120を用い、短時間分析した例を示します。
アンフェニコール系抗菌薬であるチアンフェニコール、フロルフェニコール、クロラムフェニコールをCAPCELL PAK ADME-HR S3 及び他社ODSカラム3 μm を用いて分析した結果を示します。ADMEカラムは他社カラムと比べて保持力も大きく、分離度も向上しました。
臭化ピナベリウムの特徴として構造の中にモルフォリンの4 級アンモニウムイオンを有することが挙げられます。そのため逆相モードの分析ではカラム表面の残存シラノールの影響を受けやすく、ピーク形状が崩れる傾向があります。ここでは、CAPCELL PAK C18 MGII S5、他社ODS カラム及び他社ハイブリッド型ODS カラムを用いて比較分析した結果を示します。ギ酸を用いた一般的な条件ですが、酸性条件下での強塩基性化合物分析に強みを持つMGII カラムの特徴がよく出た結果となりました。
大阪ソーダでは皆様のHPLC分析にお役立ていただけるようなセミナーをいくつかご用意しております。
お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
・HPLC基礎概論
・カラムの選択方法
・C18カラムのパラメータ評価
CAPCELL PAK C18 KGはアルカリ条件下での高い耐久性を実現し、使用可能pH範囲が拡大(pH 1-12)しました。また、汎用性が高く幅広い化合物の分析に対応しております。
弊社がこれまでに取得したアプリケーションデータは会員登録などの面倒な手続きなしで、全て公開しております!
「化合物名」「分野」「カラム」「検出器」などからご要望のデータを検索いただけますので、ぜひご活用ください。
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