こんにちは!
株式会社大阪ソーダメールマガジンです。
今回のメールマガジンは、アプリケーションデータ追加のお知らせです!!
ユニバーサル検出器NQADを用いた分析例を含む、新たなアプリケーションデータを11件ライブラリに追加しました。掲載データの内9つのデータをここで簡単にご紹介いたします。
ヌクレオチド7種にヒポキサンチン及びイノシンを加えた核酸関連化合物9種を水系100%条件でも使用可能なCAPCELL PAK ADME-HR-Hにて分析しました。
耐圧50MPaの仕様であるため、圧力が上昇しやすい低温条件や、水/メタノール系移動相においても安定して使用できます。
耐圧50MPa仕様のCAPCELL PAK C18 MGII-Hをカラムとして選択し、UV検出器及びユニバーサル検出器であるNQADを用いてステロイドホルモン11種(各50 µg/mL)を分析した例を示します。
構造によって吸光度が大きく変化するUV検出器とは異なり、NQADは類似構造を持つ化合物に対して一律の応答性を示します。
耐圧50MPa 仕様のCAPCELL PAK C18 MGII-Hをカラムとして選択し、UV検出器及びユニバーサル検出器であるNQADを用いてカテキン11種及びカフェイン(各100 µg/mL)を分析いたしました。
構造によって吸光度が大きく変化するUV検出器とは異なり、NQADは類似構造を持つ化合物に対して一律の応答性を示します。
フェナセチンは体内で大部分がO-脱アルキル化によりアセトアミノフェンに、一部はフェネチジンに代謝されます。CAPCELL PAK ADME-HR S5及びCAPCELL PAK CR 1:50 S5を用いてフェナセチン、アセトアミノフェン及びフェネチジンを分析した例を示します。
C18 充塡剤及びSCX充塡剤を混合したミックスモードカラムであるCAPCELL PAK CR 1:50 S5では良好なピーク形状と十分な分離が得られています。
水溶性ビタミン7 種及びp-アミノ安息香酸を、コアシェル型HILICカラムであるCAPCELL CORE PC S2.7を用いて高速分析した例を示します。
水溶性ビタミンにはピーク形状の崩れやすいヒドロキシ基、アミノ基を含む化合物が多く存在しますが、良好なピーク形状と十分な分離が得られています。
ビスフェノールA(BPA)やフタル酸ジエチルへキシル(DEHP)は食品用容器やペットボトルなどに多く使われており、容器から溶出したこれらの化合物が動物の胎児の神経の発達に影響を及ぼす懸念があるため、正確な定量法が重要です。
ここでは、BPA及びDEHPをCAPCELL PAK C18 KG S5及びCAPCELL PAK C8 DD S5を用いて分析しました。
安息香酸、ベンジルアルコール及び酢酸ベンジルをCAPCELL PAK ADME-HR S5、CAPCELL PAK C18 MGII S5及び他社ハイブリッド型C18カラムを用い分析しました。
全多孔性シリカゲルC18カラム及びハイブリッド型C18カラムと比較して、ADMEカラムは親水性の高い安息香酸とベンジルアルコールの分離が良好でした。またC18カラムと比較し、C12カラムであるADMEカラムは疎水性の高い酢酸ベンジルの保持時間が同程度でした。
これらの結果から、ADMEカラムは親水性化合物に対して高い保持を示し、それに伴って分離の改善が期待されます。一方、疎水性化合物に対しては、C18カラムと同程度の保持が得られると考えられます。
ジカルボン酸は2 つのカルボキシ基を有する極性の高い化合物です。ここでは、CAPCELL PAK C18 KG S5、CAPCELL PAK C18 MGII S5、CAPCELL PAK C8 DD S5、CAPCELL PAK C18 AQ S5 及びCAPCELL PAK ADME-HR S5を用いて分析した例を示します。
ジカルボン酸は2 つのカルボキシ基を有する極性の高い化合物です。ここでは、炭素数2から炭素数10までのジカルボン酸9 種をCAPCELL PAK C18 AQ S5を用いて分析した例を示します。
大阪ソーダでは皆様のHPLC分析にお役立ていただけるようなセミナーをいくつかご用意しております。
オンライン、オンサイト共に無償でお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
・HPLC基礎概論
・カラムの選択方法
・C18カラムのパラメータ評価
CAPCELL PAK C18 KGはアルカリ条件下での高い耐久性を実現し、使用可能pH範囲が拡大(pH 1-12)しました。また、汎用性が高く幅広い化合物の分析に対応しております。
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