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~日本薬局方 カラム選定条件準拠の分析例~


こんにちは!

株式会社大阪ソーダメールマガジンです。

 

今回新たに日本薬局方に準拠した、CAPCELL PAK C18 KGのアプリケーションデータを公開いたしました。

日本薬局方 医薬品各条のカラム選定条件に準拠した分析例をご紹介いたします。


ジヒドロエルゴトキシンメシル酸塩定量法のカラム選定条件

 ジヒドロエルゴトキシンメシル酸塩は、第十八改正日本薬局方に収載される末梢血管拡張薬です。局方におけるカラム選定条件は、「ジヒドロエルゴコルニン、ジヒドロ-α-エルゴクリプチン、ジヒドロエルゴクリスチン、ジヒドロ-β-エルゴクリプチンの順に溶出し、ジヒドロ-α-エルゴクリプチン、ジヒドロエルゴクリスチンの分離度は1.5 以上であるものを用いる」と定められています。

 この条件においてCAPCELL PAK C18 KG S5(4.6 mm i.d. x 150 mm)では、分離度5.0 と良好な分離を示しました。

 



シンバスタチン錠定量法のカラム選定条件

 シンバスタチンは、第十八改正日本薬局方に収載される高コレステロール血症治療薬です。局方におけるカラム選定条件は、「理論段数が6000 段以上、シンメトリー係数が0.9 ~ 1.1 であるものを用いる」と定められています。

 この条件においてCAPCELL PAKC18 KG S5(4.6 mm i.d. x 250 mm)では、理論段数10200、シンメトリー係数1.1 で適合しています。



トルバプタン純度試験のカラム選定条件

 トルバプタンは、第十八改正日本薬局方第二追補に収載されている利尿剤です。局方におけるカラム選定条件は、「トルバプタン、パラオキシ安息香酸イソアミルの順に溶出し、その分離度は3 以上であるものを用いる」と定められています。

 この条件においてCAPCELL PAK C18 KG S3(4.6 mm i.d. x 100 mm)では分離度9.2 と良好な分離を示しました。 



ロルノキシカム定量法のカラム選定条件

 ロルノキシカムは第十八改正日本薬局方第二追補に収載され、非ステロイド性抗炎症薬として用いられています。局方におけるカラム選定条件は、「ロルノキシカム、内標準物質の順に溶出し、その分離度が8  以上あるものを用いる」と定められています。

CAPCELL PAK C18 KG S3(4.6 mm i.d. x 100 mm)では、分離度が19.6  と良好な分離が得られています。



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