こんにちは!
株式会社大阪ソーダメールマガジンです。
今回のメールマガジンは、前回に引き続きアプリケーションデータ追加のご案内です。
新製品CAPCELL PAK C18 KGを用いたアプリケーションデータを新たに追加いたしました。医薬品、生薬関連のデータなどを計17 データアップロードいたしましたので、ぜひダウンロードください。
4 級アンモニウム塩である塩化セチルピリジニウムを、過塩素酸ナトリウムを用いてイオンペア逆相モードで分析した例を示します。イオンペア試薬である過塩素酸ナトリウムが効果的に働くことで、C18 カラムであるCAPCELL PAK C18 KG S5 を用いても塩化セチルピリジニウムを十分に保持することが可能です。
ペオニフロリンは、第十八改正日本薬局方に収載され、シャクヤクに含まれている生薬成分の1 つです。局方におけるカラム選定条件は、「アルビフロリン、ペオニフロリンの順に溶出し、その分離度は2.5 以上あるものを用いる」と定められています。第十八改正日本薬局方第一追補ではクロマトグラフィー総論においてカラムパラメーターや流量など
の変更が可能になったため、定量法等におけるカラム選択の幅が拡がりました。このペオニフロリンの定量法では4.6 mm i.d. x 150 mm のサイズで粒子径が5 μm のC18 カラムが指定されていますが、CAPCELL PAK C18 KG S3(2.1 mm i.d. x 100 mm)も対応可能です。
マトリン、オキシマトリンは4 つの連なった6 員環の端に3 級アミノ基、あるいはN-オキシド基がついた特徴的な構造をとっており、マトリンの3 級アミノ基は非常に強い塩基性を示します。一方でN-オキシドであるオキシマトリンは電気的に中性となるために塩基性は打ち消されています。
ここでは、性質の異なるこの2 化合物を、酸性、中性、塩基性条件下で分析した例を示します。
酸性、中性条件下では、強い塩基性を示すマトリンのピーク形状が不良であり保持も十分ではありませんが、塩基性条件下では両化合物共に良好な保持とピーク形状が達成されており、性質の異なるこの2 成分の同時分析を可能にしています
本データはCAPCELL PAKシリーズ最新のC18カラム、
CAPCELL PAK C18 KGを用いて取得いたしました。
CAPCELL PAK C18 KGはアルカリ条件下での高い耐久性を実現し、使用可能pH範囲が拡大(pH 1-12)しました。また、汎用性が高く幅広い化合物の分析に対応しております。
弊社がこれまでに取得したアプリケーションデータは会員登録などの面倒な手続きなしで、全て公開しております!
「化合物名」「分野」「カラム」「検出器」などからご要望のデータを検索いただけますので、ぜひご活用ください。
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※全てのご要望にお応えすることはできませんが、新規データ取得・分析条件の検討など、出来る限り対応させていただきます。
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