こんにちは!
株式会社大阪ソーダメールマガジンです。
今回のメールマガジンは、液クロコラム LC Cafe espresso No.19のご案内です!
新たに追加いたしましたコラムでは「有機溶剤代謝物の高速分析」についてご紹介いたします。
産業衛生関連検査は有機溶剤作業者を対象として、体内に有機溶剤がどの程度取り込まれているかをチェックし、作業環境の改善等を現場に提言します。有機溶剤の取り込み量は対応する溶剤の尿中代謝物をHPLCで定量することで求められます。国内の衛生検査書を含めた分析機関のHPLC条件を調査したところ、全拠点でC18(ODS)カラムが使用され、移動相として主にリン酸緩衝液-アセトニトリル(またはメタノール)の組み合わせが採用されており、添加剤にはアルキルスルホン酸ナトリウム、臭化テトラブチルアンモニウムなどが使用されています。
今回は添加剤を使用せずに6種類の代謝物を完全分離できる条件を検討いたしました。
LC-MSでの検出感度は移動相の有機溶媒比率を高めることで向上することが知られています。
逆相クロマトグラフィーにおける親水性化合物の分析では、移動相の水の比率を高めることにより保持は可能ですが、MSの感度は低下する傾向にあります。
HILICでは移動相中の有機溶媒比率が高くても親水性化合物が保持するため、感度が向上しています。
【新製品】CAPCELL PAK C18 KGシリーズ
CAPCELL PAK C18 KGはCAPCELL PAK史上最高の耐アルカリ性能を誇るカラムです。イオンペア逆相モードによるオリゴ核酸分析のような、高pH条件下での高い耐久性が前提となる分析に対して真価を発揮します!
【新製品】CAPCELL PAK SECシリーズ
CAPCELL PAK SECはタンパク質などの生体高分子の分析に対応したサイズ排除モードのカラムです。
シリカゲルの物性を制御し、高い分離能・ロット間差の低減を実現しています。
弊社がこれまでに取得したアプリケーションデータは会員登録などの面倒な手続きなしで、全て公開しております!
「化合物名」「分野」「カラム」「検出器」などからご要望のデータを検索いただけますので、ぜひご活用ください。
ご要望のデータが見つからない場合もお気軽にご相談下さい。
※新規データ取得・分析条件の検討など、可能な限り対応させていただきます。
フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。
恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。
株式会社大阪ソーダ ヘルスケア事業部
〒550-0011 大阪府大阪市西区阿波座1丁目12番18号
TEL : 06-6110-1598